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      山地の林下などに生える多年草で、高さは20〜40センチ。葉は6〜8枚が輪生し、長楕円形で、先が鋭く尖る。 
      花は茎頂に黄緑色の花を上向きに咲かせる。外被片は4個付き、広披針形、内被片は4個で糸状、黄色を帯びる。雄しべは8〜10個。花期は5〜7月。北海道〜九州に分布する。 
       
      〜徒然想〜 
       
      蝶ヶ岳からの下山道では、多くの蝶が群れていました。一足進める毎に蝶が舞い散り、過ぎるとまた戻ってきます。ものすごい数です。しばし、そんな動きに見とれながら、何枚かカメラに収めました。蝶の名はまだ知りません。 
      そんなとき、この花が目に入った。初めて見る花ですが、特徴あるその姿から、図鑑で見た名がすぐに浮かんできました。 
      糸状の内被片があるのをあとで知りましたが、内被片は外被片の下に潜り込み、上からは気付きにくいです。 
      似た花にツクバネソウがあります。内被片がなく、葉は4枚が輪生します。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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