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      浅い池、沼、河川などの水中に生える多年草。水上葉は水の上に出て、狭卵形〜長楕円形、裏面に少し毛がある。沈水葉は薄く膜質で縁は波状になる。 
      花は水上に花柄を伸ばし、1花を付ける。花弁に見える萼片は黄色で直径4〜6センチ。花期は6〜10月。北海道西南部〜九州に分布する。 
       
      〜徒然想〜 
       
      この花も、HPを見直すにあたり、植物園で撮影した画像を差替えました。 
      キタミソウを撮り終えて、上流を散策したときにみつけたものです。堤防で川の流れが留められ、淀みとなっていた場所で生えていたものです。 
      11月末では花期には遅いものの、数花のみが残っていました。 
      後に調べましたら、コウホネの仲間は、ふつう水面に葉を広げますが、本種のみは水の上に突き出ます。従って、見分けは容易です。 
      花弁に見えるものは萼片で、花はその内側に舌状に付きます。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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