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      山地の林縁、岩場などに生える落葉低木で、高さは1〜2メートル。葉は2列に互生し、卵形〜卵状披針形、先は鋭頭、基部はくさび形、全縁で両面に短い伏毛がある。 
      花は本年枝の先に付き、淡黄色で、花弁はなく、萼筒の長さ5ミリほど。萼筒の先は4裂し、外面には伏毛が密生する。花期は7〜9月。伊豆半島、箱根に特産する。 
       
      〜徒然想〜 
       
      ずっと気になっていたことが解決しました。箱根でみたコガンピに混じって、よく似た黄色に色付く花がありました。コガンピか、別の種のか、頭の片隅で気になっていたのです。 
       
      日頃お世話になっている「野生植物写真館」を覗いていて、その黄色を見つけたときは、”これだ!”と、思わず声を出してしまいました。作者の宮本さんに感謝です。 
      改めて、この植物が生えていた情景が思い出され、懐かしいです。海が見える明るい高台でした。 
       
      2023年は気温が高い夏で、他の花を探しに来た7月下旬にはもう咲き始めていました。 
       
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