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      海岸の岩上などに生える多年草で、高さは10〜50センチ。葉は下部のものは長い柄があり、広卵形、先は羽状に5浅裂〜中裂し、裂片はやや尖る。質は多肉質で、基部はくさび形になり葉柄に流れる。 
      頭花は枝の先に単生し、白色で直径5センチほど。総苞外片は線形で中片と同長、内片は短い。花期は9〜10月。北海道〜茨城県の太平洋側に分布する。 
       
      〜徒然想〜 
       
      今回の撮影テーマの一つは、「海とハマギク」。 
      ハマギクは切り立った岩壁や陽当たりのいい磯際に咲いていたので、海を背景にした写真が撮れました。 
      しかし、コハマギクは磯際の草下に咲いていたので、とうとう海を背景にできる撮影ポイントは見つけられませんでした。 
      こんなところに、科は同じでも属の違いがあるのだろう。 
      ハマギクは海辺の植物らしく厚みのある大きな葉を重なるようにつけます。コハマギクは、長柄がある小さな葉をまばらにつけるので、区別は容易です。頭花もより小さいです。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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