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      山地の木陰などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。葉は茎の下部にやや輪状に付き、長い葉柄があり、五角状心形。 
      頭花は総状又は複総状に少数付き、小花は3個で、花冠は白色、直径5ミリほど、総苞は長さ10〜15ミリ。閉鎖花になることが多い。花期は 9〜11月。北海道〜九州に分布する。 
       
      〜徒然想〜 
       
      この花との出逢いを待っていました。テイショウソウに感激し、もう一度出逢いたくて一週間後に同じ場所を訪れましたが、やはりほぼ終わっていました。覚悟していたことですが、残念な気持ちは変わりません。 
       
      と、うな垂れて帰路を辿ると、小さな白い花が一つみえました。高さは10センチ以下です。待ち望んでいたキッコウハグマがこんなに小さいものだとは思っていませんでした。 
      周りをみると、点々とこの花が見え、先への撮影をわくわくしながら、撮影を始めました。 
      前の週には全くみえなかったのに、同じ仲間のテイショウソウに代わる出逢いをもたらしてくれた幸運に感謝しました。 
      周りには花を開かない閉鎖花が多く、その後の出逢いでも閉鎖花の方が多いです。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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