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      北アメリカ原産の帰化植物。湿った草地、川岸などに逸出帰化している多年草で、高さは1〜3メートル。下部の葉は羽状に5〜7深裂し、長い柄がある。茎葉は互生し、羽状に分裂、ときに分裂しない。 
      頭花は長い柄の先に上向きに咲き、黄色で直径6〜10センチ。舌状花は10〜14個。花期は7〜10月。 
       
      〜徒然想〜 
       
      環境省指定特定外来生物で、各地に広がり駆除作業が行われるなど、すっかり嫌われ者になっています。 
      花は深みがあるいい黄色を持っていて美しいのだが、あまりにも背が高く、はびこるように群生する姿は、日本人の心情には合わないのだろう。 
      ある日の八ヶ岳では、数株が道端の奥の方に慎ましく咲いていました。更にその奥には、針葉樹林の暗い森が続いています。そんな風情なら、カメラを向けてしまうのも無理はないでしょう。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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