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      南西諸島の海岸の岩場や草原に生える多年草で、高さは20センチほどになる。茎葉はへら形で全縁、根生葉はロゼッタ状。 
      頭花は直径3センチほどで、舌状花は白色〜ごく淡い紫色。小花の冠毛は長冠毛。 
       
      〜徒然想〜 
       
      1年中花を付けますが、沖縄では6月が盛期のようです。海岸の岩場に続く草原に咲いていました。 
      白く煙る雨の中でもよく目立ち、若葉色との相性がいいです。すぐ側には、ずっと小さな白い花があり、こちらはソナレムグラ。目線を上げれば大きな海と空に続きます。 
      東京に帰り、写真を見ながら晴れたときの風景を想い描きます。草原に咲く白い野菊と、奥に広がる青い海と空。なぜか一人たたずむ自分の姿・・・。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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