ヤノネボンテンカ

アオイ科 ヤノネボンテンカ属

 
2025.9.30 神奈川県川崎市   2025.9.30 神奈川県川崎市


南アメリカ原産の逸出帰化植物。空地、荒地、河川敷などに生える落葉低木で、高さは0.5〜2メートル。葉は互生し、ほこ形、側羽片は開出し、先はやや尖り、基部は切形、縁には波状の低い鋸歯がある。表面はやや光沢があり、両面に細かな星状毛がある。
花は花茎の先に点頭し、直径4〜6センチ、朝開き夕方に萎む。花弁は5個、白色〜淡紅色で中心部は赤色、裏に赤色の条がある。萼は5裂し、副萼片は5個。雄しべは合着して柱状、花柱は赤色で10裂する。果実は5分果する。花期は8〜10月。

〜徒然想〜

あるイネ科植物を探しに多摩川河川敷に降りると、目の前に白い花が多く咲いていました。小型のムクゲの感じで、中心部が赤くハルシャギクを連想し帰化種と思いました。
調べると、やはり園芸種の逸出と分かりました。観賞用に導入されたものですから美しいのですが、中心部はどぎつい赤で、ちょっと身を引きます。
雄しべは多数あり、花柱は先が噴水状に10裂し、珍しい形態です。

−同じ科の植物−

 2025.9.30 神奈川県川崎市
花弁の裏側には赤い筋があります  萼片、副萼片は5です
   2025.9.30 神奈川県川崎市
花弁は白色で5枚です
 
 2025.9.30 神奈川県川崎市
葉はほこ型で、基部は耳状に張り出します
  2025.9.30 神奈川県川崎市
雄しべは多数、花柱は噴水状に10裂します