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      山地〜丘陵などに生える落葉低木で、高さは3~8メートル。葉は互生し、奇数羽状複葉で小葉は4〜8対、葉軸は赤褐色を帯び、軟毛が密生する。小葉は卵形又は楕円形で、先は急に尖る。全縁又は1〜2個の歯牙があり、幼木の葉には鋸歯が多い。 
      雌雄別株で、長さ15〜30センチの円錐状花序に黄緑色の小さな花を多数付ける。花弁は5個で長さ2ミリほど。果実は核果で直径5ミリほどの扁球形で、秋に黄褐色に熟す。花期は5〜6月。北海道〜九州に分布する。 
       
      ~徒然想~ 
       
      同定にあたり参考にしたのはネット情報であり、よく似たハゼノキとともに詳細な比較がされています。自分には到底及ばないところであり、観察・調査された方には頭が下がる想いがしました。それを活用できるほど私の撮影は十分ではないのが恥ずかしいです。 
      結果的には、ヤマウルシかヤマハゼか迷いましたが、葉が傘状に付くこと、側脈が12対前後であることからヤマウルシとしました。小葉は幹に近づくほど小さくなっています。 
      一方で、2017年に岐阜で撮った画像には疑問が残っています。 
       
      -同じ科の植物- 
       
       
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