トボシガラ

イネ科 ウシノケグサ属

 
2024.4.18 神奈川県川崎市   2024.4.18 神奈川県川崎市


山地、丘陵地の林下、林縁、草地などに生える多年草で、高さは30〜60センチ。茎は細く、葉は長線形、質は柔らかい。
花序は長さ8〜15センチ、疎らに分枝し、先は垂れ、やや少数の小穂を付ける。小穂は淡緑色で時に紫色を帯び、長さ7〜10ミリ、3〜5個の小花がある。苞頴は長さ1〜1.5ミリ、護頴は長さ5〜7ミリで、先端に長さ5〜7ミリの芒がある。花期は4〜6月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

愛犬家たちが集う緑地脇に生えていたイネ科植物を撮影してみました。誰も気にも留めません。
画像をみると本種の特徴を有しているのですが、あまり自信がありません。
撮影地は平地の日陰です。川崎市のものは丘陵地です。
全体の姿は繊細で光沢があり、花序は垂れています。小穂は疎らに付き8ミリほどで、9〜10ミリほどの芒があります。小花は4個で、護頴は4〜5ミリです。葉舌は短いです。
ミゾイチゴツナギに似ていると思いましたが、こちらは葉幅が広く、葉舌が長いです。

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 2023.4.27 東京都調布市    2023.4.27 東京都調布市
 
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