ゼニバアオイ

アオイ科 ゼニアオイ属

ユーラシア大陸原産の帰化植物。道端、河川敷、荒地などに生える2年草で、高さは30〜60センチ。茎は地を這って広がる。葉は円形〜腎臓形で、縁は浅く5〜7裂し、先は円く、表面にまばらに短毛がある。
花は白色でやや淡紅色を帯び、直径1.5センチほど。花弁は5個で先は浅く凹む。花期は5〜10月。北海道〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

多摩川の陸橋下で大きなコロニーを作っていました。花はきれいなものの、一目で帰化植物であることが分かります。
名を調べて見ますが、なかなか分かりません。
「日本帰化植物写真図鑑」に収載されているゼニアオイに似ています。でも、花の色や葉の形、シワの様子などが全く違います。
さて、何でしょうか? 

時をおいて・・・、ゼニアオイと同じアオイ科の帰化植物を精査してみました。みつかったのがゼニバアオイです。ゼニアオイに一字が加わっただけのなですが、その名でよさそうです。
苦労して名前が分かると、一つの植物を探し出したようで、それはそれでうれしいものです。

−同じ科の植物−
2017.5.7 東京都府中市
2017.5.7 東京都府中市 2017.5.7 東京都府中市
2017.5.7 東京都府中市     2017.5.7 東京都府中市