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      熱帯アフリカ原産の帰化植物。道端、荒地、畑などに生える多年草で、高さは1.5〜3メートル。茎は叢生し、よく分枝する。葉は線形でざらつく。 
      花は稈の先に長さ8〜30センチの花穂を付ける。小穂は1〜4個が固まって付き、長さ5ミリほど、黄褐色の剛毛があり、基部から長さ3センチほどの芒が出る。花期は8〜12月。南西諸島に帰化している。 
       
      〜徒然想〜 
       
      西表島の畑周りの農道脇に群生していました。エノコログサの仲間と思いましたが、チカラシバの仲間でした。 
      花序はエノコログサよりもふさふさした柔らかそうな刺毛が生えています。 
      遠方から来た者には、珍しく、また興味深く思えても、この植物は厄介な外来種のようです。チカラシバのようにしっかりと根を張り、畑の脇に生えると駆除するのも大変と聞きます。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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