ヨーロッパ原産の帰化植物。根生葉は長柄があり、広卵形で、基部は深い心形、全縁。 花は花茎の先に1個付き、黄色、直径2.5〜4センチ、花弁は10枚ほど。花期は3〜4月。 〜徒然想〜 園芸用として輸入され、公園などに植えられています。これらが逸出して、野で見られるようになっています。 ある日、野川(小河川敷)で黄色い花に見入っている老夫婦と出会いました。すれ違い際に、この花の名は分かりますでしょうかと、聞かれます。きれいな花なので、興味を引かれたのでしょう。 ヒメリュウキンカでしょうと答え、園芸種が逃げ出したものですと付け加えると興味を無くしたようで、その場を立ち去っていきました。 リュウキンカの名が付いていますが、属が違います。リュウキンカ属では花弁状に見えるものは萼片です。 −同じ科の植物−