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      北アメリカ原産の帰化植物。道端、河川敷、畑地などいたる所にふつうに生える多年草で、高さは30〜100センチ。全体に軟毛があり、茎の断面は中空。根出葉と下部の葉は、長楕円形〜へら形で、茎葉の基部は茎を抱く。 
      頭花は散房状に付き、直径2〜2.5センチ。舌状花は糸状で多数あり、白色〜淡紅紫色。蕾のときは花序全体がうなだれる。花期は4〜8月。 
       
      〜徒然想〜 
       
      この花とヒメジョオンは、道端や河川敷などでいつでも当たり前に生えているので、あまり丁寧に撮ったことはありません。両者の違いも、気に留めたこともありませんでした。 
      高山→山地・山麓→遠方の地と、花を撮る地域が変わってきて、近年は身近な花も撮影するようになっています。 
      ハルジオンとヒメジョオンの違いにも気に留めるようになりました。ハルジオンは茎が中空であること、舌状花が糸状で多数あり淡紅紫色に色付くこと、葉の基部が茎を抱くなどがヒメジョオンとの違いです。 
       
      なお、花のピンク色が濃いものは、ベニバナハルジオンと呼ばれることがあります。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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