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      樹林内、林縁などに生えるつる性木本で、長さは数メートルになる。葉は常緑で3小葉からなり、頂小葉は長楕円形〜狭卵形で、先は鋭頭または鋭尖頭で全縁。 
      花序は茎から垂れ下がり、長さ15〜30センチの総状花序となって密に花を付ける。花は長さ5.5〜7センチで、旗弁は灰緑色、翼弁と竜骨弁は暗紫色。果実(豆果)は広線形で、長さ20〜50センチ。花期は3〜5月。大分、鹿児島県、沖縄県に分布する。別名にイルカンダ、カマエカズラ、クズモダマがある。 
       
      〜徒然想〜 
       
      10数年前の撮影で、その後にきれいな状態を撮影する機会があることを期待していましたが、叶いませんでした。諦めて、心許ない画像ですが、収載することにしました。 
      盛期には房状に多くの花がぶら下がります。 
      画像は、5メートルほどの高みにぶら下がっていたものです。一部は花が落ちて、地面や木に挟まっていました。花の大きさは5〜6センチほどで、変わった形です。ジャングル化した樹林をかき分け進んでいるときにみつかりました。 
      別名にイルカンダ、カマエカズラ、クズモダマがあり、イルカンダの名が思い浮かびます。 
       
      −同じ科の植物− 
       
       
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