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      屋久島に特産し、苔むした岩上、倒木などに生える多年草で、高さは3〜5センチ。根出葉はやや厚くて光沢があり、鳥足状複葉で、小葉は5個。倒卵形で3中裂し、鋭い鋸歯がある。 
      花は花茎の先に1〜4個付き、花弁は普通5個、白色で直径1センチほど。花期は2〜4月。 
       
      〜徒然想〜 
       
      苔むした岩の上にオウレンの葉がいくつも見えました。花はすっかり終わり、実になっています。この地の固有種オオゴカヨウオウレンでしょう。 
      花期は春も早い時期なので、多分今後その頃にこの地を訪れることはないでしょう。葉だけでも撮っておくことにしました。 
      花はこの仲間(例えばバイカオウレン)と同様な5弁の白い花を咲かせます。 
      葉が特徴的で、これほど深い切れ込みを持つ仲間はありません。 
       
      −同じ科の植物− 
       
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