ヒメヒゴタイ

キク科 トウヒレン属

山地の草原や林縁などに生える2年草で、高さは40〜150センチ。葉は互生し、広披針形又は披針形、下部の葉は羽状に深裂する。
茎の上部で枝を分け、散形状に多数の花を付ける。頭花は球形で、直径1.2〜1.6センチ、紅紫色。花期は9〜11月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

まだ蕾でした。
茎先に玉のような蕾を数多く付けていました。わずかに色付く、咲き始めの花も見られます。

ネットなどで画像をみると、この植物は草原などで、のびのびと直立するようです。
あいにく出逢いの場所は広々とした草原ではなく、背後に暗い林が連なる林縁でした。しかし、この蕾が花開き紅紫色になると、周囲は一変して明るくなるような気がします。

山梨県では広々とした草原で見られましたが、多分に漏れず、この花も数を減らしているようです。みつけるのがやっとの状況でした。
でも、この花は綺麗です。周りを明るくする予測は外れていませんでした。

−同じ科の植物−
2010.9.18 広島県(画像にポインターをおいてください)
 2010.9.18 広島県    2010.9.18 広島県(画像にポインターをおいてください)
 2013.8.29 山梨県    2013.8.29 山梨県 
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